「外壁塗装をDIYでやれば安く済むのでは?」
結論:外壁塗装のDIYはおすすめしない。費用は確かに安くなるが、転落事故のリスク・仕上がりの悪さ・耐用年数の短さを考えると、トータルではプロに頼んだ方が安全で安いケースがほとんど。
この記事ではDIYとプロの違いを比較し、DIYで失敗するパターンと「DIYが許されるケース」を解説する。
DIY vs プロの比較
| 項目 | DIY | プロ(業者) |
|---|---|---|
| 費用 | 10〜30万円 | 70〜120万円(30坪) |
| 仕上がり | 塗りムラが出やすい | 均一で美しい仕上がり |
| 安全性 | 足場なしは転落リスク大 | 足場を組んで安全に施工 |
| 耐用年数 | 3〜5年(下地処理が不十分) | 10〜15年(シリコン塗料) |
| 保証 | なし | 5〜10年の施工保証あり |
| 作業時間 | 2〜4週間(休日のみ) | 1〜2週間 |
DIYで失敗する3パターン
パターン1:足場なしで2階を塗る → 転落リスク
外壁塗装のDIYで最も危険なのがこれ。はしごや脚立だけで2階部分を塗ろうとして転落事故が起きている。
足場を組むだけで15〜20万円かかる。DIYで足場を組むのは現実的ではなく、足場なしで2階以上を塗るのは命のリスクがある。
パターン2:塗りムラ → 数年で剥がれる
プロの塗装は「下塗り・中塗り・上塗り」の3回塗り。素人が同じことをやっても均一に塗るのは極めて難しい。塗りムラがあると、薄い部分から数年で剥がれてくる。
パターン3:下地処理不足 → すぐに劣化
外壁塗装で最も重要なのは塗る前の「下地処理」。古い塗膜の除去・ひび割れの補修・高圧洗浄が不十分だと、新しい塗料が密着せず1〜2年で剥がれる。プロは下地処理に全工程の3割以上の時間をかける。
DIYが許されるケース
全てのDIYがダメというわけではない。以下のケースなら自分でやっても問題ない。
- 1階の小面積(玄関周り・ベランダの壁など):はしごが不要な高さ
- 物置・倉庫:仕上がりが多少悪くても問題ない
- フェンス・門扉:小面積で地面から塗れる
- タッチアップ(部分補修):小さなひび割れや剥がれの応急処置
共通するのは「高所作業が不要」「面積が小さい」「失敗しても影響が少ない」こと。2階以上の外壁全面をDIYで塗るのはリスクが大きすぎる。
「DIYの方が安い」は本当か?
DIYの材料費だけ見れば安い。しかし失敗→やり直しを含めたトータルコストを考えると話が変わる。
| シナリオ | 費用 | 結果 |
|---|---|---|
| DIY成功(1階のみ) | 5〜10万円 | 3〜5年持つ |
| DIY失敗→プロにやり直し | DIY費用10〜30万円 + プロ費用70〜120万円 | 合計80〜150万円 |
| 最初からプロに依頼 | 70〜120万円 | 10〜15年持つ |
DIYに失敗してプロにやり直しを頼むと、最初からプロに頼む場合より高くなる。「安く済ませたい」が目的なら、DIYではなく相見積もりで業者間の競争を利用する方が確実に安くなる。
プロに頼む場合の費用と流れ
プロに外壁塗装を依頼する場合、30坪の一戸建てで70〜120万円が相場。詳しい費用は外壁塗装の費用相場を参照。
費用を抑えたい場合は3社以上の相見積もりが基本。複数社を比較するだけで10〜20万円安くなるケースも多い。
さらに、自治体の助成金・補助金を使えば5〜25万円の補助が出ることもある。
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まとめ
- 外壁塗装のDIYは費用は安いが、安全性・仕上がり・耐用年数で大きく劣る
- 2階以上の外壁をDIYで塗るのは転落リスクがあり非推奨
- DIYが許されるのは1階の小面積・物置・フェンスなど
- 失敗→やり直しのトータルコストは最初からプロに頼むより高い
- 費用を抑えたいならDIYではなく相見積もり → 外壁塗装セレクトナビで無料見積もり

- 費用の相場 → 外壁塗装の費用相場【坪数別】
- 助成金で費用を抑える → 外壁塗装の助成金【都道府県別】
- 悪質業者の見分け方 → 外壁塗装の悪質業者リスト
※ 本記事の費用は一般的な相場であり、地域・建物の状態・塗料によって異なります。

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