3階建ての外壁塗装相場と費用を抑える4つの方法【2026年最新】

3階建ての外壁塗装は、2階建てに比べて足場代・塗装面積・施工期間がすべて増加するため、費用が大きく跳ね上がります。「想定の倍以上の見積もりが来た」という声も少なくありません。

結論から言うと、3階建ての外壁塗装相場は120〜250万円(30〜50坪・外壁+屋根)。2階建てに比べ約1.3〜1.5倍が目安です。本記事では、3階建ての費用相場・内訳・費用を抑える4つの方法を整理します。

結論:3階建ての外壁塗装相場

延床面積 外壁塗装のみ 外壁+屋根
25坪 90〜140万円 110〜170万円
30坪 110〜160万円 130〜200万円
35坪 130〜180万円 150〜230万円
40坪 150〜210万円 180〜260万円
50坪 180〜250万円 210〜300万円

※ シリコン塗料・標準仕様の場合。フッ素・無機など高級塗料を選ぶと+30〜50万円。

2階建てとの比較

項目 2階建て30坪 3階建て30坪
外壁塗装相場 80〜130万円 110〜160万円
足場代 15〜25万円 25〜40万円
塗装面積 約120m² 約180m²
施工日数 10〜14日 14〜20日

3階建ては足場代だけで+10〜15万円。塗装面積も約1.5倍になるので、全体で1.3〜1.5倍の費用増は必然です。

3階建てで「2階建てと同じ価格」を提示する業者は要警戒。足場の安全基準を満たしていない、または塗装回数を減らしている可能性が高い。

3階建て外壁塗装の費用内訳

30坪・外壁+屋根塗装で総額150万円の場合の標準的な内訳:

項目 金額 割合
足場設置・解体 25〜35万円 17〜23%
高圧洗浄 4〜6万円 3〜4%
養生・下地処理 15〜25万円 10〜17%
外壁塗装(材料+施工) 50〜80万円 33〜53%
屋根塗装(材料+施工) 20〜40万円 13〜27%
付帯部塗装(雨樋・破風など) 10〜20万円 7〜13%
諸経費・廃棄物処分 5〜10万円 3〜7%

3階建ての特徴として、足場代の比率が17〜23%と2階建て(10〜15%)より高くなります。ここをいかに圧縮するかが価格交渉のカギ。

3階建てで費用が上がる4つの理由

理由①:足場の段数が増える

2階建ては2段足場、3階建ては3段足場が必要。足場のレンタル代+設置工数が約1.5倍に。さらに高所作業車の使用が必要なケースも。

理由②:塗装面積が大きい

3階建ては延床面積が同じでも外壁面積は1.5倍になる場合が多い。塗料・人件費がそのまま比例増加。

理由③:施工期間が長い

2階建てが10〜14日、3階建ては14〜20日。人件費が4〜6日分増加

理由④:高所作業の安全コスト

3階建ての高所作業は墜落リスクが高く、安全対策費(命綱・ヘルメット・追加保険)が積み上がる。

費用を抑える4つの方法

方法①:屋根塗装と同時施工で足場代を共有

外壁と屋根を別々に塗装すると足場代を2回払うことになります。同時施工なら足場代25〜40万円が1回で済み、30〜40万円のコストダウン

3階建ての場合、屋根塗装費用は別途20〜40万円かかりますが、足場代節約分を考えると同時の方が結果的に安い。

方法②:相見積もりを必ず3社以上

3階建ては業者によって見積もりの差が30〜50万円出ることも珍しくない。3社以上の相見積もりで価格交渉の材料を確保。

方法③:助成金・補助金を活用

市町村単位で住宅リフォーム助成金(10〜30万円)を提供する自治体多数。詳しくは 外壁塗装の助成金まとめ

方法④:火災保険を活用

台風・雪・落雷で外壁・屋根が損傷していれば、火災保険で修理費の一部がカバーされる可能性あり。3階建ては高所のため雨樋損傷・屋根損傷の確率も高い。詳しくは 外壁塗装で火災保険は使える?

3階建てこそ「相見積もり」の効果が大きい。2階建てよりも業者間の差が大きく、特に足場代と高所作業費の項目で20〜40万円の差が出る。

3階建てで業者選びの注意点

① 「3階建て施工実績」を必ず確認

2階建てしか経験のない業者だと、足場の組み方が不安定だったり、安全対策が不十分だったりする可能性。3階建ての施工実績を写真付きで提示してもらう。

② 足場の種類を確認

3階建てに対応する足場は「ビケ足場(くさび緊結式)」が標準。これを採用していない業者は安全面で疑問。

③ 安全管理体制を確認

「労災保険加入」「現場代理人の常駐」「日々の安全点検」が3階建てでは必須。これらを口頭で確認+書面化。

④ 高所作業の追加料金を見積もり時に確認

後から「3階だから追加料金」と言われると揉める。見積書に「高所作業費込み」と明記してもらう。

3階建て塗装の塗料選び

塗料 耐用年数 3階建てでの追加費用目安
アクリル 5〜8年 ±0万円(標準)
ウレタン 8〜10年 +5〜10万円
シリコン(推奨) 10〜15年 +10〜20万円
フッ素 15〜20年 +30〜50万円
無機 20〜25年 +50〜70万円

3階建ては足場代が高いため、長持ちする塗料を選んだほうが長期的にコスパが良い。シリコン以上、できればフッ素または無機をおすすめ。

3階建てに多い塗装トラブル

  • 足場の不備で破損:エアコン室外機・カーポートに足場が当たって破損
  • 塗料飛散:3階の風で塗料が周囲に飛散、近隣クレーム
  • 塗り残し:高所の手の届きにくい場所が塗り残される
  • 足場代追加請求:「予想より複雑な構造だった」と後から請求

これらを防ぐには事前の現地調査の徹底+見積書の項目明記+施工中の写真記録依頼が必須。

よくある質問

Q. 3階建てで150万円は安い?適正?

30坪なら相場の中央値、35坪以上なら安い部類。ただし「足場が貧弱」「下塗り1回」など品質を犠牲にしている可能性もあるので、内訳を必ず確認。

Q. 3階建てを2回に分けて塗装するのは可能?

可能だが、足場代を2回払うことになり総額が割高に。一度に外壁+屋根を済ませるのが効率的。

Q. 3階建ての施工期間中、上層階の生活はどうなる?

窓を開けられない、ベランダが使えない期間が10〜15日続く。洗濯物が干せない期間の対策を事前に検討。

Q. 3階建てで助成金は使える?

使えます。階数の制限はなく、「市内業者で施工」「自己居住用住宅」が主な条件。

Q. 3階建てでDIY塗装は可能?

絶対におすすめしません。3階の高所作業は墜落リスクが極めて高く、毎年DIYで死亡事故が起きています。プロに任せましょう。

まとめ

  • 3階建ての外壁塗装相場は30坪110〜160万、40坪150〜210万、50坪180〜250万
  • 2階建ての1.3〜1.5倍が目安。足場代と塗装面積の増加が主因
  • 費用を抑える4つの方法:屋根同時/相見積もり3社/助成金/火災保険
  • 業者選びは3階建て施工実績+ビケ足場+安全管理を必ず確認
  • 塗料はシリコン以上、可能ならフッ素/無機で長持ちさせる方が長期コスパ◎
  • 関連: 費用相場 / 200万は高い? / 屋根同時施工 / 助成金

または、依頼申込だけで全国の業者から提案が届くゼヒトモも選択肢:

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